アリクイ工房

迷い犬を保護した話「小犬のまゆげ」を綴っています

方針を話し合い 〜12月29日(6)

息子にメモ用紙と鉛筆を用意させる。
「君が連れてきた犬が、今この家にいるんだから、君がリーダーになって飼い主探しをしなさい」
息子はリーダータイプではないが、この際しょうがない。

「それで、これからどうやって飼い主探しをするか考えて、書き出しなさい」
「……はい」
返事をしたものの、息子の手はまったく動かない。
具体的に何をどうすればいいか、思いつかないようだ。
ヒントを与えたりアドバイスをして、2人で方針を考える。

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 1 聞き込み調査をする
 2 迷い犬のチラシを貼ってもらう
 3 ツイッターやブログ
 4 それらをいつやるか
 5 探しても見つからなかったらどうするか
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明日にでも4人で集まって、誰が、どのように、これらをやるか、を決めるように指示した。
「はいっ」と元気に返事をする息子。
その大変さには、思いが及んでいないだろう。


ぼくもさっそく、インターネットの地元掲示板に書き込みをした。
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迷い犬情報(ヨークシャテリア)

××公園で遊んでいた息子が迷い犬を連れて帰ってきました。
今晩はうちで預かり、明日(30日)から1月5日までは、
××公園脇の交番で預かってもらう予定です。
心当たりの方は、交番にお尋ねください。
・ヨークシャテリアの成犬もしくは老犬
・毛足は全体に長め。ぼさぼさ気味。額の毛を輪ゴムで縛ってある
・首輪はしていない
・人に慣れている様子。大人しい
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飼い主が見ている可能性がありそうな地域掲示板、計5つに書き込んだ。
めったに書き込みがなく、閲覧者が少ないと思われる掲示板もあった。
どれほどの人が目にしてくれるのか、はなはだ心許ない。
でも、すぐにできることはやっておいたほうがいいだろう。

 

小犬は大人しく抱っこされてやってきた

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